株式投資や債券でお金を増やしてみたいけど、なんだか怖い。
金利の高い銀行はないかな?
かつての私がこのように考え、たどり着いたのが「あおぞら銀行BANK支店」です。
大手銀行の普通預金金利が0.001%の時代に200倍の年0.2%です。
定期預金でも、期間限定でもなく、何かのサービスを利用することなど要件などもありません。
それでも高金利と聞くと正直大丈夫なの?と不安に思うのも本音だと思います。
そこで今回はあおぞら銀行BANK支店のメリットとデメリットから貯蓄用口座にオススメな2つの理由を解説します。もちろん不安への対応策も。
この記事でわかること
- あおぞら銀行BANK支店は普通預金金利が年0.2%と高いので貯蓄用口座にオススメ
- 無料で入出金できるATMがゆうちょ銀行だけなので貯蓄用口座としての利用がオススメ
まずは出来るところからお金が増える体験をしてみましょう。
・あおぞら銀行BANK支店とは?
あおぞら銀行が2019年7月から開始した店舗や窓口を持たないネット支店です。
スマートフォンでの取引に着目した新しいサービスとなります。
インターネット上の支店のため店舗を持たないですが、BANK支店ならではの優遇特典があります。この優遇特典はメリットで記載します。
GMOあおぞらネット銀行という銀行もありますが、あおぞら銀行とは別ものですので注意をして下さい。
・あおぞら銀行BANK支店の2つのメリット
- 無条件で普通預金金利が年0.2%(税引き後0.159%)と高金利
- ゆうちょ銀行ATMで入出金の手数料無料
・無条件で普通預金金利が高金利の年0.2%(税引き後0.159%)
最大のメリットは普通預金金利が年0.2%の高金利。
これは高金利で人気な楽天銀行の普通預金金利0.1%の2倍の金利です。
楽天銀行の金利は楽天証券口座を開設しマネーブリッジという手続きが必要。それだけではなく年0.1%は楽天銀行の預金金額300万円までであり、それ以上は年0.04%の金利となります。
一方、あおぞら銀行BANK支店の場合は無条件で預金金額の制限もなく年0.2%の金利です。
大手メガバンクが年0.001%の金利で100万円預けていても年数円の利息しかつきませんが、あおぞら銀行BANK支店では1590円(税引き後)の利息がつきます。
銀行に預けるだけでこれだけ利息がつくと、目に見えてお金が増えたと実感できます。
・ゆうちょ銀行ATMで入出金の手数料無料
ネットバンクでの疑問点はどこで入出金ができるか。
答えは全国のゆうちょ銀行ATMで入出金ができ、しかも何度でも手数料無料。
ゆうちょ銀行ATMは駅やショッピングセンターにもあるため、ATMがなくて困る場面はないと思います。
手数料無料には残高基準や回数制限もないため気にせず利用ができる点も嬉しいメリット。
ネットバンクでは残高基準や回数制限が設けられていることが多いので本当にありがたいです。
また、全国のゆうちょ銀行ATMであれば利用時間帯により手数料が発生することもありません。
・あおぞら銀行BANK支店の2つのデメリット
- ゆうちょ銀行以外ではほとんどATM手数料がかかる
- 無料の振込回数が少ない
・無料で利用できるATMが少ない
メリットで全国のゆうちょ銀行ATMでの入出金が無料とお伝えしましたが、一方ではゆうちょ銀行以外ではほとんどATM手数料がかかることになります。
入金はゆうちょ銀行ATMとセブン銀行ATMで手数料無料。
セブン銀行ATMでの入金は手数料無料ですが、出金は手数料がかかります。
出金はゆうちょ銀行とセブン銀行の他、都市銀行、信託銀行、商工中金、ローソン銀行ATM、イーネットのATMでできますが、手数料がかかります。
つまり、出金はゆうちょ銀行ATM以外で手数料がかかります。
ゆうちょ銀行が生活圏内にあり、利用時間もATMの取扱時間内であれば問題ありません。
コンビニの方が生活圏内にあり、ATM夜間や早朝利用の場合は入出金の使い勝手は悪くなります。
しかし、このデメリットは貯蓄用口座であれば出金はほぼないので問題ないでしょう。
・無料の振込回数が少ない
他行宛振込手数料の獲得には条件がある。また、条件達成しなければ振込回数は少ない。
振込回数が受けられる優遇サービスの条件(参考:あおぞら銀行BANK支店HPより)
- 当月末のあおぞら銀行全店の投資信託残高とBANK支店の預金残高の合計残高が500万円以上→他行宛振込手数料が月1回無料
- 当月のBANK支店のVisaデビット利用が一回以上→他行宛振込手数料が月1回無料
- 当月末のあおぞら銀行全店の投資信託残高有→他行宛振込手数料が月1回無料
預金残高がまだ少ない場合Visaデビット利用でしか条件達成できず、優遇サービスは他行宛振込手数料月1回無料だけ。
また、Visaデビット利用での他行宛振込手数料無料は条件を達成した翌々月なので、計画性と注意が必要です。
このデメリットについても貯蓄用口座であれば振込はほぼないので問題ないでしょう。
・預金に不安の方は預金金額を1,000万円までにする
預金への不安はあおぞら銀行BANK支店って大丈夫?という金融機関破綻の懸念ではないでしょうか。
その点では預金保護制度により、預金者1人当たり1金融機関ごとに合算され普通預金は元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます(参考:金融庁HPより)。
そのため、あおぞら銀行への預金額を1000万円までにすることで預金は保護され安心。
金利維持はまだまだ続くのかという意見もあると思います。
あおぞら銀行BANK支店は2019年7月のサービス開始以来当初からの金利を3年以上維持しています。今後はわかりませんが、早く口座開設した人から高金利の恩恵にあずかることには変わりありません。
まとめ
銀行に預けるなら「あおぞら銀行BANK支店」は選択肢の1つになると思います。
特に貯蓄用口座として使う予定のない資金の管理場所としては優秀ですね。
口座開設はスマホとマイナンバーカードを用意し、自宅に居ながら約10分程度でできました。
キャッシュカードが届くまでは10日程度。ゆうちょ銀行ATMでは100万円まで入金可能。
入金した日から金利年0.2%がつきます。
先日口座開設した母が350万円を数日に分けて入金。利息支払いまで8日しかなかったですが、98円の利息。喜びだけでなく驚いていました。
まとまった資金なんてないよと思った人は「【節約の第一歩】家計簿が家計改善に必須な理由」の記事を合わせて参考にしてください。
あおぞら銀行BANK支店でお金が増える体験をしてみましょう。
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