マネーフォワードMEの無料版での連携口座数が10件から4件に変更されました。
連携口座数を4件に絞れる方は問題ない改訂ですが、これにより有料版や他の無料家計管理アプリへ切り替えた方もいたのではないでしょうか。
私は連携口座数を4件に絞れずできればこれまで通り10件連携したい。
有料版の無料お試しも使いつつ今後の家計管理アプリについて検討。
その結果、「マネーフォワードME for 住信SBIネット銀行」が現地点での最適解と判断。
決め手は無料でマネーフォワードMEと同じ仕様で使えること。
今回は「マネーフォワードME for 住信SBIネット銀行」がマネーフォワードME改悪の解決策となる理由についてまとめます。
マネーフォワードMEの有料版でできること
有料版はクレジットカード決済で月額500円(年額プラン:5,300円)。
自分の使用方法と比べて有料版でできることを確認しましょう。
有料版では多くのことができるようになりますが、実際使ってみて良かった2つの機能と注目する2つの機能を取り上げます。(詳しい有料版と無料版の違いはマネーフォワードMEのHPを参照してください)
実際使ってみて良かった2つの機能
・連結可能口座数が無制限(無料会員は4件まで)
・データ閲覧可能期間が無制限(無料会員は過去1年分)
連結可能口座数が無制限(無料会員は4件まで)
無料会員の連携口座可能数が4件であるのに対し、無制限で連携できることは大きなメリット。
改訂前の10件では連携できなかったポイントなどの口座も連携。
銀行口座や証券口座、クレジットカードも全て連携でき本当の意味で全て資産管理できる。
データ閲覧可能期間が無制限(無料会員は過去1年分)
無料会員ではデータ閲覧可能期間が過去1年分であることに対し、制限なく過去のデータを閲覧できるもの大きなメリット。
昨年の同じ月の収支を確認できた点は家計管理として大変助かる。個人的には昨年と今年のボーナスの比較や配当金収入の比較ができた点は大変魅力的な機能である。
今まで使ってなかったのでいらないと思っていましたが、この機能が使えるだけでも有料版の価値があるかもしれません。
注目する3つの機能
・連携口座の一括更新ができる
・資産内訳・推移グラフが見られる
・家計資産レポートが見られる
連携口座の一括更新ができる
無料版では手動でそれぞれの口座を更新しなければならないのに対し、有料版では一括で更新ができます。
口座数が多いとこの時間もばかにならなりません。
ボタン一つで最新の状態にできるのは非常に魅力的。
また、有料版では連携口座の自動更新頻度が高くなるため一括更新自体も減ります。
資産内訳・推移グラフが見られる
資産内訳の推移がグラフで経時的な資産推移が目視できる。
グラフの期間は数年でも遡れる。
例えば3年前の同月からのどの程度資産が積みあがってきたかなどもわかり、モチベーションアップ。
数値ではなくグラフで資産推移を見るのはとてもわかりやすいです。
家計資産レポートが見られる
収入と支出から家計の改善ポイントを家計資産レポートとして見られる。
毎月家計管理していても自分で気が付かなかった改善ポイントを客観的な視点で知ることができる。
視覚的に理想と実際の差も確認できることは家計を見直すきっかけとなる。
マネーフォワードMEの代替え候補の条件
・無料で使える
・安全性、セキュリティの担保
・口座連携数が10件程度ある
・手入力やレシート撮影機能がある
代替え条件を満たす候補は2つ
それぞれのメリット・デメリットからマネーフォワードME for 住信SBIネット銀行を選択した理由を記述します。
おかねのコンパスのメリット・デメリット
無料で使える
おかねのコンパスは無料の家計管理アプリです。
有料版はなく、無料でマネーフォワードと同様に銀行や証券口座、クレジットカードなどと連携可能。
その他、ねんきんネットや確定拠出年金とも連携できます。
マネーフォワードでは有料版でしか使えなかった一括更新や資産推移グラフなども無料で使用できる。これは非常に魅力的です。
安全性、セキュリティの担保
おかねのコンパスはマネーフォワードと共同開発しています。
そのため、セキュリティ基準や対策はマネーフォワードと同等レベル。
もともとマネーフォワードを使用していた方には安心感は高いのではないでしょうか。
口座連携数が10件程度ある
おかねのコンパスは口座連携数の上限はありません。
つまり、無料で10件以上でも口座連携が可能。
その上、連携口座数は2600を超えておりマネーフォワードと遜色ありません。
デメリット
手入力やレシート撮影機能がない
現金払いした時の手入力やレシート撮影での入力機能がありません。
これまでマネーフォワードでこの機能を使用していた人にとってはかなり痛手。
家計管理では支出をしっかり管理が大切。
そのため毎月現金払いや連携できない電子マネーがある方はおかねのコンパスを使わない理由になるかもしれません。
マネーフォワードMe for 住信SBIネット銀行が解決策となる理由
無料でマネーフォワードと使える機能が同じ
これがマネーフォワードMe for 住信SBIネット銀行が解決策となる理由です。
無料版のマネーフォワードと使える機能が同じですので全て条件に合います。
マネーフォワードMe for ○○は複数あります。
住信SBIネット銀行を選んだ理由に自分が利用している機能だからです。
逆にいうと住信SBIネット銀行を利用していないと「マネーフォワードMe for 住信SBIネット銀行」は使用できません。
マネーフォワードと機能は同じですが、画面仕様が少し異なります。
最初は抵抗がありますが使っていくうちに気にならなくなりました。
まとめ
無料で連携口座数が10件程度あるマネーフォワードの代替えとなる家計管理アプリは存在します。
それでも長期的に家計管理データを管理したい方には有料版のマネーフォワードを選択するのもひとつの考え方だと思います。
大切なことは時間をかけずに家計簿をつけて家計管理すること。
日々の収支を管理することで家計の適正化ができます。
家計簿の必要性については「【節約の第一歩】家計簿が家計改善に必須な理由」を合わせてお読みください。
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