簿記を学習する際に3級まででいいのか、2級まで取った必要があるのか迷っていませんか?
実は、簿記2級を目指した方がいい人と簿記3級までで十分の人がいます。
なぜなら、目的によって簿記2級の必要性が変わるからです。
ここぷらは簿記3級に合格し、簿記2級合格を目指し勉強していますが、副業や投資などのお金の基礎知識を得るためなら簿記3級で十分とわかりました。
この記事では簿記3級までで十分の人についてお教えします。
簿記2級合格のメリットはありますが、自分に合った自己投資をして時間とお金を有効的に活用しましょう。
経理職に就く予定がない
経理職やそれをステップに税理士などの専門職に就く予定がなければ簿記2級は必要ありません。
簿記2級は経理職以外ではオーバースペックだからです。
経理職以外で簿記2級があるからと言って就職に有利ということはありません。
また、簿記2級の知識を活用する場面もありません。
簿記2級に合格したからといってお金を稼ぐことはできないことを忘れてはいけません。
会社員であれば簿記2級より昇進要件になっているTOEICや昇進試験勉強に時間を割く方が稼げることになります。
簿記2級は商業簿記だけでなく工業簿記もあり、学習時間は体感的に簿記3級の倍以上は必要であると思います。
ここぷらは1日1時間として1年間(約360時間)勉強していますが、未だ合格できず簿記2級の勉強時間を他に充てた方が良かったかもしれません。
経理職などの専門職に就く予定がない人は簿記3級で十分です。
お金の基礎知識として簿記の勉強をしたい
お金の基礎知識として学びたいというのであれば簿記3級取得で十分です。
簿記3級の知識でも家計管理や仕事に役立ち、経済ニュースの理解もできるからです。
家計管理では何が資産で何が負債か知ることができ、資産や負債を含めて家計状況を把握できます。
仕事では会社の経営や財政状況を把握でき、利益を出すにはなど会計の目線ができます。
ここぷらは棚卸の意味を簿記3級で学ぶことができました。経済ニュースで時々聞く粉飾決算についても棚卸の意味がわかったことで理解。
お金の基礎知識として簿記の勉強をしたいのであれば簿記3級で十分です。
投資で簿記の知識を役立てたい
会社の財務諸表や損益計算書から投資判断をしますが、これらを理解する知識は簿記3級で可能です。
簿記3級でも財務諸表や損益計算書を学習するからです。
特に日本の高配当株投資では利益や資産状況を判断しますが、簿記3級の知識があれば財務諸表と損益計算書から判断ことができます。
ここぷら自身、簿記3級の知識がなければ投資判断を誤り含み損まみれだったかと。
投資で簿記の知識を役立てたいのであれば簿記3級で十分です。
副業で青色申告のため複式簿記で記帳したい。
青色申告特別控除を受けるには複式簿記で記帳する必要があります。
その複式簿記という記帳方法も記帳する内容も簿記3級で十分です。
なぜなら簿記3級では複式簿記での記帳方法が基本であり、副業で用いる記帳内容も学ぶからです。
逆にいうと、青色申告のため複式簿記で記帳ができないレベルでは簿記3級合格できないでしょう。
現在では会計ソフトも複数ありますが、青色申告のため複式簿記での記帳は簿記3級で十分対応可能です。
まとめ
簿記2級を目指す人に経理職などの専門職に就く他にはここぷらのように「楽しい」という理由もあるかもしれません。
理系のここぷらにとって簿記はとっつきにくく、癖のある学問でしたが、いつでもどこでも動画で学べ、質問もメールや電話で無制限にできるクレアールのおかげで合格できました。
簿記3級は独学でも学べる時代ですが、講義、問題集、過去問、サポート体制全て込みで1万円未満で学習できるのはコスパ良く目的達成できるのでオススメです。
ただ、自己投資というのであれば使ったお金以上に稼がなければ意味がないような気もします。
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今回の学び
簿記2級を目指すかどうかは自分の学習目的を確認してからにしよう。
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