お金を貯めたいと思っているけどなかなかお金が貯まらないということはないでしょうか。そのような時にお勧めしていることが家計簿をつけることです。
私は家計簿をつけ家計管理をすることで自分で年間350万円貯蓄でき、貯蓄率は20%から60%へ大幅に改善することができました。
ただ、家計簿をつけていてもお金は貯まりません。なぜ家計簿をつけるのかを知ることで、家計改善点を知り改善して初めてお金が貯まります。
今回は家計簿つける時のメリットを挙げて家計改善のポイントを解説したいと思います。家計簿をつける継続力についてはデメリットから身に付けることができるように解説しました。
家計簿をつけてお金が貯まる生活を始めてみましょう。
家計簿のメリット3選
①固定費の把握
②使用していないサブスクの把握
③使途不明金の把握
固定費の把握
どのくらいの金額をどこに使用しているかを知ることで、その金額が適正であるかまたは削減できるかを検討することができます。
お金が貯まらないという人に電気・ガス・水道・家賃などの固定費が1か月どれくらい使用しているか把握していないことが多いです。以前は私も給料以内で生活できればいいと思い、1か月どのくらいの固定費がかかっているかは知りませんでした。
私の場合は、固定費を把握して携帯電話を大手3大キャリアの1つであるdocomoから格安SIMへ切り替えて月約5,000円から約1,000円へと月の固定費を約4000円削減できました。
携帯電話以外にも電気会社の変更、保険の見直しなどで月30,000円の固定費削減に成功しました。固定費の把握から適正か判断し改善することで月30,000円手元に残るお金が増えるのならやらない理由はありません。
また1ヶ月どのくらいで生活できるか知ることでそれ以外の収入は貯蓄や投資に使用することができます。これは予算を設定し、予算内で生活することで予算以上の収入は貯蓄や投資に安定的に使用できるということになります。
どれくらい固定費が把握することはどのくらいの金額で生活できるかわかるため、お金がない漠然とした不安も軽減していくことでしょう。
使用していないサブスクの把握
家計簿をつけると全ての支出を把握するので、忘れて使用していないサブスクに気が付くことができます。これは毎月だけでなく毎年定期的に支払っている会費や使用料などを含みます。
私の場合、携帯電話契約の時に当時は使用していたサブスクを忘れており、月390円の費用を約5年間支払い続けていたことに気が付きすぐに契約解除をしました。
他には、記憶のない引き落としがあり、引き落とし先の名前を調べて賃貸契約時によくわからず契約させられた24時間安心サポートを毎年8,800円支払っていることがわかりました。当時は賃貸契約時必須であると思った24時間安心サポートでしたが、賃貸契約書を見直してもそのような記載はありませんでした。24時間安心サポートの契約は不動産屋でも管理会社でもなく24時間安心サポートを提供している会社であると契約書でわかり、記載されていた電話番号に電話をし、次年からの年会費を削減することができました。
使用していないサブスクは忘れている場合だけでなく必須と思い込んでいる場合もあり、支出を把握することでそれぞれ必要かどうか検討し、必要がなければすぐに契約解除する行動力も必要でしょう。仮に契約解除後に必要だと思えば、その時に再契約すれば良いので使用していなければ契約解除できないか考えてみてみると良いかもしれません。
使途不明金の把握
お金を使った記憶がないけど、なんだか減っている。お金が貯まらないと思う人は経験があるのではないでしょうか。家計簿をつけることでこのような使途不明金を把握することができるので、支出を抑える行動をとることができお金を貯めることができます。
私の知人の例ですが、彼女はコンビニやスタバなど数百円の支出を数回繰り返し、1ヶ月で8,000円程度になっていましたが細かい支出を把握していなかったのでこの金額が使途不明金となっていました。家計簿をつけることでようやくコンビニやスタバへの使用であることがわかり、1ヶ月のコンビニとスタバへどういう時に行きたくなるのか考え、なんとなくの買い物を減らすことができ月5,000円までに減らすことができ満足度も維持して今もコンビニやスタバへ行っています。
本当はもう少し減らしたいそうなのですが満足度との兼ね合いもあり、今後の改善点として対策を考えています。
使途不明金は本当に必要なものにお金を使っているというより覚えていないくらいその場の感情で使っているものもあります。まずは使途不明金がない家計管理を心がけてみましょう。
家計簿のデメリット2選
①時間がかかる。面倒くさい。
②家計簿をつける必要性を感じない
時間がかかる。面倒くさい。
家計簿をつける一番のデメリットは時間がかかるため定期的に家計簿をつける行為自体が面倒くさいということです。家計簿をつけることがそのままお金が入るのであればいいのですが、ただ家計簿をつけただけではお金は入りませんし、増えもしません。
一方では、いかに時間をかけず、面倒な作業もなく家計簿をつかるかができればこの問題は解決することになります。
今では家計簿管理アプリで自動化でき、時間をかけず面倒な作業もなく家計簿をつけることが可能です。
私も家計簿管理アプリのマネーフォワードMEで家計管理を自動化し、支出だけでなく収支、株を含めた資産管理が時間をかけずにできています。
家計簿管理アプリはいくつかの種類があり、紙での家計管理だけでなくエクセルでの家計管理と今では様々な家計簿をつける方法があります。自分にあった方法で家計簿をつけてみることが続けるコツかもしれません。
家計簿をつける必要性を感じない
お金が貯まらないという人に家計簿をつけることを勧めても必要性を感じないということで実践する人は少ないです。
メリットで話したことと家計管理アプリもあることを話し、ようやくつけてみようかと思ってもらう程度です。実際は家計管理アプリもスマホに入れて銀行口座の連携が面倒ということで実践することはまだハードルが高いようです。
これはいかに自分が本気になってお金を貯めたいかと思うことなのだと思います。周りがいくら必要性を説明しても実践するのは自分です。なぜお金を貯めたいか、自分がどうしたいかを考えると本気になり家計簿のメリットも理解できるのかもしれません。
まとめ
家計簿の必要性をご理解いただけたでしょうか。お金を貯めたいと思ったら試してみてほしいと思います。ただ、継続できないとあまり意味がないので、家計管理アプリでの自動化が本当にお勧めです。
しかし、私自身無料で使用していた家計管理アプリのマネーフォワードMEが2022年12月7日から改悪されます。連携講口座数が10件から4件に減るため、現在の管理をつづけようと思うと月額500円のプレミアムプランに入る必要があります。
この件については私自身マネーフォワードMEプレミアムプランでできることをまとめ、代替えアプリなども検討していき本ブログに書いていきたいと思います。
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